データの選択について
競馬をしていると「何でこんな馬が来るんや!!」と思うことが多々あります。 これは人気馬の力に惚れ込みすぎて、基本的な事実を見逃してしまうことに原因があります。
・ レースに出ている馬は、それなりに勝ち抜いてきている
・ 馬の力の差は、オッズほども無い
・ どの馬にも勝つ可能性がある
これらを忘れてしまうと、思わぬ馬が来たときに驚いてしまうのです。
違いを見つけるための視点
馬の能力差を見つけるために、次のポイントを確認します。
● 馬の最大力(速さ・走差・着差)はどの位置にあるか?
下ランクからの昇級戦以降、思いっ切り走ったときの速さ・走・着がその馬の力です。
これが低い馬は届きません。
● 走差・着差が安定しているか?
多くの馬は昇級して、周りの影響を受けた時に本来の力が出せなくなるものですが、どのランクでも、常に走差・着差が上位安定している馬は、それだけで強い馬です。
馬の成長と現在の調子をどう判断するか
競馬予想で最も難しいのは、馬の成長と現在の調子をどう判断するかです。
今回のレースで、持っている力のどのくらいを出せそうか?を見極める必要があります。
● 馬齢は? 成長中か?
● 限界を迎えて下降線を辿っていないか?
● 昇級戦か?
● 慣れが進んで、上位に食い込むようになっていないか?
● 現級で低迷が続いていても、復活の兆しが見えないか?
● 降級してランク下で活躍できそうか?
マトリクス図で見る成長の傾向(G-Slant)
馬の成長過程を見るとき、速さ-走着マトリクス図は非常に役に立ちます。

読みは、⑥で昇級して⑤→④③②と低迷するが、①まで慣れが進んで来ました。
比較表での位置は、上位グループから少し左に外れていますが、上位に食い込んで来ましたね!
またこの馬の実力・実績は➅ですから、着差・速さ的にも遜色ない・・・のように考えると?
見事3着へ食い込みました!!
➅を選択することと時期とタイミングが合えば、G-Slantの傾向から成長が見えてきます。
因みにこのときの1番人気馬⑫カミノコは?

しかし比較表では? 最大力①は少し遅く、右(速い)方へ行くと着差が下がる。
結果、12着に惨敗です。
最後に:上位に食い込む可能性をどう見るか
比較表で見たときに、上位に食い込む可能性がどの範囲の馬まであるか? それこそがユーザー個々の予想判断です。
G-Slantの選択同様、自分でやってこその競馬予想のおもしろさを味わうことができます。
なお力の差が明確なら狙いやすいですが、混み合うレースを的中するのは難しいものです。 人気馬、昇級馬、降級馬、復活馬……どれが来るかをデータから導き出せれば、競馬はもっと面白くなります。
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